
HIGUMA Doughnuts
information
- 所在地
- 京都市中京区
- 用途
- 飲食店
- 構造
- S造
- 床面積
- 33.07㎡
- 施工
- 山山
- 完成年
- 2024.11.17.
- 写真
- 良知慎也
background
コーヒーのCoffeeWrights
ドーナッツのHIGUMA Doughnuts
クラフトビールのMikkeller
この3業態による共同店舗の計画である。
人生で必要な3つとは「Coffee」「Doughnuts」「Beer」
その頭文字をとって通称CDB kyoto
高瀬川沿いにある観光客の多い地域、閉校した校舎を複合施設として再生させた「立誠ガーデンヒューリック京都」の敷地内にある、コンテナ型の建物に店舗を計画することになった。
店舗は開放的な芝生広場に面しており、そこではさまざまな人々が思い思いに時間を過ごしている。
design
間口は15m、奥行きは2.1mという細長い空間のため、3業態分の厨房機器を設置すると店内はほぼ埋まってしまう。
また、コーヒー&ドーナッツは日中、ビールは夜間と営業時間も業態ごとに異なる。
この限られた空間を外に対して魅力的に見せつつ、店内ではスタッフが円滑に作業ができる環境を整えることが求められた。
既存の建物には幅1.8mの窓が3mピッチで等間隔に南北両側に設けられていた。
北側は芝生の広場に、南側は人が行き交う通りに面している。
そこで、これらの窓をできるだけ塞がないようにし、空間の中央に厨房を配置。その厨房の周りを回遊できるように、広場から通りへ、通りから広場へ行き来ができるように開口部を確保した。
そうすることで、この店舗が広場と通りを隔てるものではなく、それらをつなぐ役割になればと考えた。
限られた小さなスペースであっても、外部とのつながりを求めることで、空間に奥行きがうまれ、広場側の景色や通り側の景色が店を彩ることを期待した。
また店舗南側にはプラケースで作ったベンチやテーブル、北側にはタイヤチューブを加工したクッションを設置し、外部に居場所を設けた。
景色だけでなく、人々が座って会話をしたり、寝転んだりする様子もこの店のファサードの一部となり、賑わいが店舗の顔となることを目指した。
小さな空間でも大きく開くことで様々な振る舞いが感じ取れ、自然と近寄りやすい雰囲気の店になればと思う。





















